介護福祉学科
介護のプロになる。
給与などの待遇改善が進む介護職。
高度な知識と技術を持つ介護福祉士は将来性の豊かな資格です。
学科の特徴
現在の介護現場では障がい・高齢者などさまざまな支援が必要であり、介護福祉士に求められるスキルは多様化しています。理論と実践の融合をはかれるカリキュラムによって複雑化する利用者個々のニーズや特性に対応できる能力と高い倫理感を備えた人間性を養います。
入浴用車椅子を使用する座位タイプの最新型介護浴槽を装備しています。こうした設備を活用しながら、利用者にも介助者にも安心で快適な介護とは何かを体感する学びを実践しています。
授業に加えて、学生が実際の介護現場における現状を認識するために、実習報告会の開催やゲストスピーカーを招いての講演を頂いています。実習だけでなく、学生が福祉に携わる方と関わる機会を多くもつことで「今の現場の声」をリアルに理解し次の学びへと活かします。
取得できる資格
- ■卒業時、受験資格取得
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- 介護福祉士【国家資格】
- ■卒業後、実務経験5年で受験資格取得
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- 介護支援専門員(ケアマネジャー)
- ■講習後、試験により取得
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- 赤十字救急法救急員
目指す職業
- 介護職員(ケアワーカー)
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)
- 生活相談員
※都道府県により資格要件が異なります。
主な就職先
特別養護老人ホーム / 介護老人保健施設 / 障害者支援施設 / 医療機関 / 有料老人ホーム / 福祉関連企業 など
授業の紹介
様々な場面を想定し、支援技術の応用力を高めます。利用者側も体験することで、より実践的な力を養うことができます。
在校生の声
私が介護を志したきっかけは、祖母が認知症を患ったことです。実際に祖母との会話を通じ、本人の状態だけでなく家族介護の大変さを目の当たりにし、介護福祉分野に興味を持ちました。印象に残っている授業は、日常生活の中で医療的ケアを必要とする子のご家族が行ってくださった講話です。家族が行っている支援内容や専門職への思いなどをお話ししてくださり、実習とはまた違う『生の声』に触れられたことは、貴重な経験でした。私は利用者の方のこれまでの人生や、ありのままの姿、生活観を尊重した介護を実践し、利用者や家族の思いに寄り添える介護福祉士を目指していきたいです。
卒業生の声
介護福祉士を目指したきっかけは、大好きだった祖母の「最期」です。何もわからず祖母にうまく寄り添えなかった私は、いつしか「祖母の分まで、誰かの大切な人を笑顔にしたい」と思うようになり、EDOSENへ入学しました。介護福祉士養成校はたくさんありますが、EDOSENは歴史があるため介護現場で活躍する卒業生を多く輩出しています。実習に行った際も、卒業生である指導者から広い視野で利用者について考える必要性を教わることができました。現在、私は介護福祉士として特別養護老人ホームで働いています。卒業から10年以上たった今でも利用者への支援に迷うこともありますが、利用者との日々は「一期一会」であることを忘れず、利用者一人一人が笑顔でいられるよう支えていくことが私の幸せであり、介護のやりがいだと実感する毎日です。